遷延性意識障害

疾患概要・症状

遷延性意識障害(せんえんせいいしきしょうがい)とは、いわゆる植物状態のことを言い、脳死とは異なります。 1972年の日本脳神経外科学会による定義では、

  • 自力移動が不可能である。
  • 自力摂食が不可能である。
  • 屎尿失禁状態にある。
  • 声を出しても意味のある発語が不可能である。
  • 簡単な命令(眼を開く、手を握るなど)にはかろうじて応じることもあるが、それ以上の意思疎通は不可能である。
  • 眼球はかろうじて物を追っても認識は出来ない。

以上の6項目が、治療にもかかわらず3ヶ月以上続いた場合を「遷延性意識障害(植物状態)」とみなす、となっています。

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